月ヶ瀬ニュータウン

京都府相楽郡南山城村北大河原
2015年7月訪問、2018年3月更新

京都府南山城村。京都府の東南端に位置し、府内唯一の村である。山中にあり人口は3000人に満たない程度。そんな村を散策していたら、ニュータウンを発見。

月ヶ瀬ニュータウンの道路の一つ

「月ヶ瀬ニュータウン」というそうだ。ちなみに、「月ヶ瀬」は本来ここから10km南の奈良県内にある地名だが、名前がきれいだからか、この辺りの施設には「月ヶ瀬」の名を冠するところがちらほらと見られる。

2010年の国勢調査による人口は1000人弱だそうで、村民の3分の1がここに住んでいることになる。

店舗の並ぶ一帯
シャッターの下りている店が多いのは、日曜に訪れたからか、それとも営業をやめてしまったからか。

閑静だが人気(ひとけ)はあるし、寂れている印象も特段ない。ただ、都市から見て奥深いところにあり、どういう経緯で作られたニュータウンなのか分からない。

最寄りのJR関西本線・月ヶ瀬口駅から大阪や京都まで、いずれも1時間半~2時間程度。通勤不可能とまでは言えないが、通うにはなかなか辛いのではないだろうか。

鉄道や自動車で30分程度の伊賀市周辺に大企業の工場がいくつもあるから、その辺りで仕事をしている人が住んでいるのかもしれない。

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