上津屋橋

京都府八幡市上津屋宮前川端、京都府久世郡久御山町佐山浜台
2023年1月訪問、2024年1月更新

上津屋橋は木津川にかかる木橋。シンプルな木橋は現代らしからぬ風体で、時代劇の撮影に頻繁に使用されている。

全景

欄干はないため、渡るときには注意が必要だ。自転車やバイクは降りて通行するように注意喚起がなされている。自動車は通ることができない。

橋の上から

この橋の大きな特徴は、川が増水すると橋桁と橋板が流されてしまうことだ。そうすることによって、川の強い流れをかわし、橋全体が崩壊してしまうのを防いでいる。

河原から橋を見る

橋桁は橋脚とワイヤーロープでつながっているので、流されたとしても流失まですることはなく、水が引いた後にワイヤロープを引き寄せて元に戻せるようになっている。

橋はもっぱら木でできているものの、近年頻発する豪雨に耐えるため、コンクリートでの補強がなされている。

橋脚

公共交通機関でのアクセス

京阪本線・石清水八幡宮駅から、京阪バスの73、73A、73C、75C、76、76B系統のいずれかに乗車し、上津屋流れ橋停留所で下車、徒歩10分。

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