徳島県美波町にある海岸。ウミガメの産卵地として有名で、5月から8月の夜間になるとウミガメが卵を産むために上陸する。
砂浜は南北に500メートルの長さがある。北の方を見ると、海を挟んでえびす洞が見える。
この大浜海岸は、ウミガメ保護活動の先駆けの地でもある。1950年に食用として殺されていたウミガメの保護活動が地元の中学生らによって始められたことに端を発し、1967年にはウミガメとその産卵地として国の天然記念物に指定されている。
砂浜の近くには「日和佐うみがめ博物館カレッタ」がある。さまざまな種類のカメが飼育されているほか、カメの生態や研究活動に関する展示がある。
JR牟岐線の日和佐駅から徒歩20分。