タデ原湿原

大分県玖珠郡九重町田野
2018年5月訪問、2023年5月更新

くじゅう連山に近い大分県は飯田高原の長者原(ちょうじゃばる)地区にある湿原。雨水と地下水の両方によって水が供給される中間湿原としては国内最大規模で、ラムサール条約の登録湿地となっている。

タデ原湿原

湿原内には木道が整備されており、ここを通って湿原の中を散策することができる。湿原には春に咲くキスミレや、夏に咲くキスゲやヒゴダイなど、多様な植物が生息しており、木道の上からも観察することができる。

タデ原湿原と木道

湿原の周辺には森林があり、ミズナラなどの木々が生えている。

湿原に隣接する森林の中

湿原の入口には長者原ビジターセンターがある。このタデ原湿原をはじめ、くじゅう地域の自然に関する展示があり、周辺散策や登山の際の情報を入手することができる。

長者原ビジターセンター

公共交通機関でのアクセス

JR久大本線の豊後中村駅から九重町コミュニティバスの九重縦断線に乗車し、九重登山口みやまで下車すぐ(平日の一部の便は途中の飯田交流センターで飯田高原線に乗り換えが必要)。

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