日本最西端の島である与那国島、その最西端にある久部良集落のはずれに、何かの遺跡のような骨格だけの建物が2棟ある。
原っぱの中に孤立して建つ巨大な建築物、どうも製塩所の跡とのことで、かつてここで「アダンの夢」という名前の食塩を作っていたそうだ。しかし、2004年に発生した火災により廃業。燃えた後の建物は放置され、海風になされるがままとなり、今のこの状態となってしまったとのことだ。
建物の中には、製塩のためと思しき、何かしらの設備の跡が見られる。
与那国生活路線バスの久小前停留所から徒歩10分