稚内空港の東側にある自然公園。東西に500m、南北に600mほどの大きさがあるメグマ沼と、その周囲に広がる高層湿原から構成され、日本最北の湿原と言われている。
空港を出て、その前の道路を東へ10分ほど歩いたところに、自然公園への入口がある。
自然公園内は木道が整備されており、散策することができる。春から夏にかけての季節には、エゾカンゾウやミズバショウなどの花が咲くそうだ。
入口から800mほど歩くと、背の高い草が生い茂る一帯に行き着く。その中を抜けていくと、メグマ沼が見えてくる。
メグマ沼は海跡湖で、海だったところが地形の変動によって切り離されてできた湖だ。
湖の周りにも木道が整備されていて、湖畔を歩くことができるようになっている。
湖畔の木道を南方へ歩いていくと、もう一つの公園の出入口へ着く。こちら側には駐車場や隣接するゴルフ場の建物、休憩所(稚内市メグマ沼展望休憩施設)がある。
駐車場付近から、メグマ沼を一望することができる。
JR宗谷本線の稚内駅または南稚内駅から、宗谷バスの稚内空港行きに乗車し、終点の稚内空港停留所で下車、徒歩約10分。