ノシャップ岬は稚内市にある岬。ノシャップとはアイヌ語で「岬が顎のように突き出たところ」を意味するノッシャムに由来し(諸説あり)、「野寒布」と漢字で表記されることもある。根室市にある本土最東端の納沙布岬(のさっぷみさき)とは、読み方が微妙に異なる。
岬の突端は広場(恵山泊漁港公園)になっており、イルカのモニュメントが設けられている。天気が良いと、利尻富士や夕日がよく見えるという。
広場の隣には「稚内灯台」がある。全国で2番目に高い灯台で、国境をなす宗谷海峡を照らし見守っている。
灯台の隣には、「ノシャップ寒流水族館」と「稚内市青少年科学館」がある。水族館では、北の寒い海に棲む生き物を鑑賞することができる。
岬の周囲では多くの飲食店が営業を行っている。特に、うに丼がここの名物のようだ。
JR宗谷本線の終点・稚内駅から、宗谷バスのノシャップ方面行きに乗車し、ノシャップ停留所で下車、徒歩約5分。