斜里町中心部から、ウトロ方面へ向かう国道334号線の道中にある滝。「オシンコシン」はアイヌ語で「そこにエゾマツの群生する所」を意味するという。
滝の手前、道路沿いには駐車スペースがある。駐車スペースには、トイレや売店が併設されている。ただし、売店は冬季閉鎖のようだ。
この駐車スペースの脇の階段から滝の方へ上っていくことができる。しかし、訪問当日は冬で、階段は雪に埋もれてしまっており、つるつると滑る斜面を上らなければいけなかった。
階段を最後まで上りきると、滝はすぐ目の前にある。
滝は流れ落ちる途中、突き出た岩によって二手に分かれている。それゆえ、「双美の滝」とも呼ばれるという。
滝は海のすぐそばにあり、流れ落ちた水はそのまま河口から海へと流れ込んでいく。ただ、この日は海が流氷で覆われていたため、そのさまははっきりと見て取れなかった。
JR釧網線・知床斜里駅から斜里バス・知床線(ウトロ方面行き)に乗車し(約40分)、オシンコシンの滝停留所で下車すぐ。