熊野灘に面する小さな岬にある展望台を訪問した。
展望台への上り口は、JR紀勢本線の三野瀬駅から南へ 1 キロメートルほど歩いたところにある。いちおう、看板が立っている。
そこから、山を上っていく。数百メートルほど歩くと、山頂付近に位置する展望台のある公園に出る。
さっそく、展望台へ。建物の中にらせん階段があって、そこをぐるぐると上っていく。
展望台からの景色で特筆すべきは、岬に向かって左側、北東側に広がる“多島美”な風景だろう。熊野灘とそれに面するリアス式海岸を望むことができる。
陸地の西北側には、三野瀬駅の周囲に広がる集落を見ることができる。
展望台の岬寄りには小さいながらも公園がある。公園の一角の地面に、熊野灘の地図がブロックで描かれている。
また、その付近には動物を模した腰掛けが置かれている。2 種類あって、片方は猿だと思うが、もう一つは何だろうか。
そこからさらに岬寄り、階段を降りたところには休憩所のようなスペースがある。中央には藤棚が設けられており、暑さをしのぐのには最適だ。