道東最大の都市である釧路市。近年、人口は減少の一途をたどっている上、郊外型店舗の煽りも受け、中心地区は空洞化している状況が否めない。駅前から伸びる北大通も、昭和中期には目抜き通りとして大変なにぎわいを見せていたと言われているが、今は見る影もなく、店舗の類もまばらにしかない。
末広町から栄町にかけての一帯に繁華街・歓楽街が広がっており、飲食店が集中している。末広町にはかつて百貨店・丸井今井釧路店があったが、2006年に閉店。その後居抜きで複合型商業施設がオープンする予定だったが、その話も頓挫し、建物は廃墟となったまま放置されている。